ブログ・コラム 札幌の税理士 溝江 諭 の 『一筆啓上』

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≪良い音を求めて、この5年! その4≫

2017.3.16
 
 札幌市南区の 税理士・社会保険労務士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
 
 前回は、「良い音を求めて、この5年!」の軌跡のうち、高音質化に著しい効果があった「スピーカーの設置位置の調整」について記しました。
 ≪良い音を求めて、この5年! その3≫
 
 今回は番外編として、古いスピーカーによく見られる「固くなったウーファー・エッジ」の軟化作業についてです。
 
 現在、前面のメインスピーカーには40年ほど前に新品で買ったヤマハのNS-1000Mを使い、サブスピーカーとしては1年ほど前に中古で買った、32cmウーファーがついたダイヤトーンのDS-73Dという3wayスピーカーを使っています。この3wayスピーカーは高音域が大変よく伸びており、高音域だけに限ればNS-1000Mよりよく鳴るのですが、残念ながら低音域はボワつきぼやけた音で、このスピーカーのみで音楽を聴く気にはなれませんでした。
 
 そこで、フォステックス の 2Way用の チャンネルデバイダー (スピーカーへのクロスオーバー周波数を変更する器具)を購入し、ダイヤトーン のスピーカー DS-73D は 3,000~4,000Hz(ヘルツ) 以上の高音域専用のサブスピーカーとし、メインであるヤマハのNS-1000Mと共に鳴らすことにしました。すなわち、ヤマハのNS-1000Mの高音域の不足をダイヤトーン のスピーカー DS-73D のツイーターで補うようにしたのです。
 
 ヤマハのスピーカーNS-1000Mについては一般的な評価では中高音がとてもきれいで充実しているにもかかわらず、低音はあまり出ないとされているようですが、我が家のNS-1000Mは充実した中音域とともに低音もしっかり出ています。これは大音量で聞くことができる環境にあること、さらにスピーカーの設置位置の調整がうまくいっているためでしょう。ただ、経年変化のせいか高音域に若干の不足感がありました。そこで、ダイヤトーン のスピーカー DS-73D を高音域専用としたわけです。
 
 ヤマハとダイヤトーン の組合せで再生される音は十分に満足できる水準に達しています。
 
 しかし、良い音を求めて、またまた新たな欲望が生まれてきました。
 
 それは・・・
 
 ボワつきぼやけた低音しか出ないダイヤトーン のスピーカー DS-73D を単独でも鳴らせるようにしたいという欲求です。つまり、このスピーカーから引締まった低音域を引き出すことは可能か、可能ならばどのような処置が必要になるのか、これを探求したいと思い始めたのです。
 
 インターネットで探すと、古いスピーカーの低音不足は低音域の再生を担うウーファーが経年のためそのエッジ部分が硬化し、柔軟微細に振動できないために起こることが多いようです。早速、我が家のダイヤトーン のスピーカーのエッジ部分に軽く触れてみました。するとそれほど硬化しているとは思えません。しかし物は試しです。早速「ウーファー・エッジ」の軟化作業に着手することにしました。
 
 まずは自動車用品を売っている近くのオートバックスへ行き、ブレーキフルードを手に入れました。「Moly Green Brake Fluid BF-3」という500ml入りの缶で970円でした。500mlも必要ないのですが、他に適当なものがないのでこの缶にしました。
 
 次に近くの百円ショップ大創に行き、ブレーキフルードを塗るためのサイズ15mmの刷毛を108円で購入。
 
 ファイル 198-1.jpg
  
 作業に必要なものはあとブレーキフルードを入れる小さな器だけ。これはごみ箱にあった豆腐の空容器を活用することにしました。
 
 さて、エッジの軟化作業の開始です。
 
1 ブレーキフルードを缶から豆腐の空容器に20mlほど移し、刷毛になじませます。
2 ダイヤトーン のスピーカー DS-73D のカバーを外し、
3 ウーファーのエッジ部分に少しづつ慎重に塗っていきます。
4 塗りムラが出ないように何度も刷毛を往復させます。
5 左右両方のスピーカーへの塗布が完了したら、約3時間そのままの状態で自然乾燥させます。
6 2度目の塗布を行い、また3時間ほど自然乾燥させます。
 
 ファイル 198-2.jpg
 
 今回は表面側エッジへの塗布だけにしました。六角レンチがあればウーファーを外して裏面側エッジに塗布すことも可能でしょうが、サイズが合うレンチがなかったためです。
 
 作業開始から約6時間後、いよいよ試聴です。ダイヤトーン のスピーカー DS-73Dだけで果たしてどんな音が出てくるのか・・・・、ドキドキします。
 
 まずは、重低音が入ったマックス・ローチの「限りなきドラム」をかけます。
 
 効果はてき面でした。ボワつきぼやけた低音しか出なかったダイヤトーン のスピーカー DS-73Dから引締まった低音が出てきたのです。まるで、別のスピーカーのようです。ソニー・ロリンズの「Way Out West」やアート・ペッパーの「Meets The Rhythm Section」 などの高音質ものを次から次へと試聴しましたが、いずれもダブルベースやバスドラムスのしっかりした低音が聞こえてきます。Jazz以外ではクラッシク音楽も聞きました。チェロやコントラバス、ティンパニーや大太鼓の低音もこれまでのDS-73Dよりはるかに明瞭に聞こえます。
 
 ただし、今までの鳴らし方のほうが良い音がします。ダイヤトーン のスピーカー DS-73D を高音域専用のサブスピーカーとし、メインであるヤマハのNS-1000Mと共に鳴らすという鳴らし方です。DS-73D単独では「生き生き、くっきりはっきり」という点でもう一歩というところです。
 
 ファイル 198-3.jpg
 
 それでもオーケストラものをかけると、DS-73D単独でも、ステージ一杯に広がったオーケストラの各楽器の音が実によく聞こえます。
 
 古いスピーカーの「固くなったウーファー・エッジ」の軟化作業は大成功でした。
 
 これに気を良くして、ヤマハのNS-1000Mにも軟化作業を行いました。このスピーカーの場合はプラスドライバーでウーファを外して、エッジの裏側から塗布できました。さて、その試聴結果はというと・・・・。
 
 残念ながら塗布前とほとんど変わりません。エッジの素材がもともと良いものなのでそれほど硬化していなかったためでしょう。
 
 See You Again!
 
   
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  TKC全国会会員
  税理士・社会保険労務士・行政書士 溝江 諭 KSC会計事務所
      Tel  011-374-5992 http://www.ksc-kaikei.com/
 
            札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
                            税務会計論演習担当(大学院)
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