ブログ・コラム 札幌の税理士 溝江 諭 の 『一筆啓上』

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≪最近読んだ面白い本 2018年7~9月≫

2019.9.25
 
 札幌市南区の 税理士・社会保険労務士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
 
 本が好きでよく読みます。若い時はジャンルを問わず色々なものを読みあさり、55歳を過ぎてからは時代小説と専門書のみに特化、63歳を過ぎてからは現代小説を中心に随筆などにも間口を再度広げ、読み続けています。
 
 今回は2018年7月から9月の間に読んだ90冊ほどの本の中から面白かったものを20冊選んでみました。
 
1  吉田修一「日曜日たち」・・・男女5人それぞれの日曜日。ちょっとせつない思いを描く。
 
2  選集「恋愛小説」・・・川上弘美,小池真理子,篠田節子,乃南アサ,よしもとばばなのコラボ。男女間の直接恋愛だけではなく、友や祖父、ウイスキーなどを媒介に恋愛を描き、読ませる。
 
3  安西水丸「おんなの仕種」・・・色々な仕草を愉快なエッセーに。
 
4  阿川佐和子「スープ・オペラ」・・・おば、トバちゃんに育てられた30台のルイ。トニー康介と3人での奇妙な同居生活が始まる。
 
5  朝倉かすみ「エンジョイしなけりゃ意味ないね」・・・OLエンターテインメント。そこそこ面白い。
 
6  高橋惠子「生涯発達の心理学」・・・(岩波新書)再読。才能は高齢者になっても発達するという。経験を通しての知恵という形で。
  
7  明野照葉「輪廻(りんかい)」・・・親子3代にわたり殺人に関わることとなる。その因縁とは・・。後半が引き込まれる。
  
8  嵐山光三郎「ざぶん」・・・温泉を題材にして明治大正の文士の姿を描く。こじつけの所もありそうだが、読ませる。
  
9  定方晟(さだかたあきら)「空と無我、仏教の言語観」・・・再読。仏教の立場を言語学的に解説。根本には「言葉は区別する道具であり、宇宙万象にはもともと区別はないのに、人間が自己の欲望達成のために宇宙の一部を利用しようとして、そこに名前を付ける。そしてその言葉を使ううちに、その言葉に対応する限定された不変の存在、すなわち実体なるものがあるかのように妄想するにいたる。」と説く。良く分かる!
 
10 秋山鉄「居酒屋野郎ナニワブシ」・・・年末閉店することになった居酒屋。それまでの4人の奮闘ぶりが鮮やか。キレあじ良く、読ませる。
 
11 朝井まかて「すかたん」・・・大阪に一人残され、青物問屋の上女中となった女の活躍。
 
12 朝井まかて「恋花(れんか)」・・・江戸の商家から水戸の中士武家に嫁入りし、江戸末期の水戸藩の内紛に巻き込まれ、壮絶な体験をした歌人、中村歌子の半生を描く。280ページを4時間ほどで読破。2013年下期、直木賞。
 
13 青山七恵「わたしの彼氏」・・・なぜか、いつも女に翻弄される大学生鮎太朗。
 
14 高峰秀子「高峰秀子と十二人の男たち」・・・対談集。当時の映画人たちの姿が浮き彫りになり、興味深い。
 
15 飛鳥井千砂「チョコレートの町」・・・故郷の町の支店へ緊急応援へ。そこで起こる親や兄、級友たちとの関わり合いを通して自分を見つめる。
 
16 有川浩(ひろ,女)「フリーター、家を買う。」・・・会社を辞め、フリーターをしながら職探し。家では母が神経症に。どうしよう?
 
17 井口ひろみ「月のころはさらなり」・・・母と共に訪れた田舎の庵。そこで2人の少年少女と出会い、不思議な体験をする。
 
18 絲山秋子「沖で待つ」・・・再読。総合職の女、同期生の男との外連味ない付き合いを淡々と描く良作。2006年上期、芥川賞。
 
19 石原慎太郎「天才」・・・かっての人民宰相、田中角栄を一人称で描く。敵対していた慎太郎が描く。興味をそそられる。
 
20 上村佑「守護天使」・・・冴えない50男が一人の女子高生を危険な「わな」から必死に守る。その姿が愛おしい。2006年日本ラブストーリー大賞。・・・
 
  
 いやー、「面白い本」って、たくさんあるものです。またご紹介しますね。
 
 See You Again!
 
 
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  TKC全国会会員
  税理士・社会保険労務士・行政書士 溝江 諭 KSC会計事務所
      Tel  011-812-1672 http://www.ksc-kaikei.com/
 
            札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
                            税務会計論演習担当(大学院)
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