ブログ・コラム 札幌の税理士 溝江 諭 の 『一筆啓上』

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≪最近読んだ面白い本 2019年4~6月≫

2020.9.23
 
 札幌市南区の 税理士・社会保険労務士 溝江 諭(みぞえさとし) です。
 
 本が好きでよく読みます。若い時はジャンルを問わず色々なものを読みあさり、55歳を過ぎてからは時代小説と専門書のみに特化しましたが、63歳を過ぎてからは現代小説を中心に随筆などにも間口を再度広げ、読み続けています。
 
 今回は2019年4月から6月の間に読んだ70冊ほどの本の中から面白いと思ったものを順不同で挙げます。この時期は私にとって、前年の夏以後の左腕のシビレが強烈な痛みに代わり、七転八倒の苦しみを味わっていた頃ですが、たくさんの良い本に恵まれ、痛みをしばし忘れることができました。
 
1 熊谷達也「七夕しぐれ」・・・旧エタ町に住むことになった和也。同級生2人と陰湿な差別に勇敢に立ち向かう。
 
2 越谷オサム「陽だまりの彼女」・・・中学以来の彼女と10年ぶりに再会。恋に目覚めるが…。上野樹里主演で映画も作られた。
 
3 熊谷達也「ゆうとりあ」・・・定年後に夫婦で田舎へ。周りの人や動物間との騒動をユーモラスに。
 
4 五條 瑛(akira)「上陸」・・・建設現場を渡り歩く、底辺に生きる3人が密航の手助けをすることに。
 
5 小桧山博「パラオ・レノン」・・・結婚詐欺に引っかかった北海道の農夫がアメリカ空軍中佐に変身して、数人の女を相手に結婚詐欺を図る。
 
6 真梨幸子「深く深く、砂に埋めて」・・・天衣無縫に生きる女と取り巻く者たちの滑稽さ。
 
7 窪美澄「ふがいない僕は空を見た」・・・高一の少年が異常な性に翻弄される。本人をはじめ周りの友や母や大人達からの視点で同時進行させ、読ませる。
 
8 倉本由布「蒼海の王、炎の美姫」・・・歴史上の人物を作品にする上で考慮することを考えさせる。
 
9 小林信彦「侵入者」・・・ロリコン犯罪者は誰だ?どんでん返しが巧み。
 
10 小池真理子「怪しい隣人」・・・ちょっと不気味な短編サスペンス。
 
11 越谷オサム「ボーナストラック」・・・ひき逃げ殺された亮太がお気軽幽霊となり、発見者の草野とその仲間たちと貴重なひとときを過ごすことに・・・。
 
12 小池昌代「弦と響」・・・弦楽四重奏団の解散コンサートに至るまでの関係者の思いを抒情的につづる。
 
13 編集もの「消えた直木賞」・・入手不能となった作品5編を収録。邱永漢、南條範夫、戸板康二、三好徹、有明夏生の5人。貴重。
 
14 小桧山博「一瞬の人生」・・・他人との素晴らしい人間関係は「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」から。さりげない優しさを32の短編で。
 
15 佐川光晴「鉄童の旅」・・・間もなく子供が生まれるJR西日本に勤める男。5歳までの記憶も父母の記憶もない。ある事件をきっかけにその記録に遭遇することに。
 
16 佐藤賢一「ジャガーになった男」・・・伊達藩の支倉使節団の一員として欧州に行った寅吉がスペインに残り、エスパニアの武士として生きることを選択する。1993年小説すばる新人賞。
 
17 早乙女朋子「バーバーの肖像」・・・妾である母、そして姉と私。男はバーバーとナベさん。5人の関係は?
 
18 島田雅彦「退廃姉妹」・・・戦中少女だった姉妹。敗戦により父は戦犯容疑で刑務所へ。必死に生きる姉妹を鮮やかに描く。
 
 いやー、「面白い本」って、たくさんあるものです。またご紹介しますね。
 
 See You Again!
 
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  TKC全国会会員
  税理士・社会保険労務士・行政書士 溝江 諭 KSC会計事務所
      Tel  011-812-1672 http://www.ksc-kaikei.com/
 
            札幌学院大学 客員教授 税務会計論担当(学部)
                            税務会計論演習担当(大学院)
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